サンパウロ州内陸部カジャチ市で23日未明、マグニチュード3・3の地震が発生した。近隣の町でも揺れを感じたが、怪我人は出ていない。地震の発生はサンパウロ総合大学(USP)地震センターでも確認された。
サンパウロ州の防災局によると、揺れを感じて電話をしてきた人はいたが、怪我をしたり、家屋が破損したりという情報は入っていないという。
USP地震センターのジョゼ・ロベルト・バルボーザ氏によると、最も揺れが強かったのはカジャチ市だが、揺れを感じた人は周辺の町にもいたという。
カジャチ市ジャルジン・サンタリタ区に住むタイス・アウヴェス・バチスタさん(23)は、地震で目が覚めたひとりで、「寝ていたら、雷のような物音がして、窓や壁、ベッドまでが揺れ始めたの。本当にびっくりしたわ。友達に聞いてみたら、皆同じような状態だったと話していたわ」という。
バルボーザ氏は「市街地で揺れたから、驚くのは当然だ。でも、この程度の地震は、プレートが動けば十分起こりうる範囲だよ」と述べている。(23日付G1サイトより)
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