【リオデジャネイロ共同】パラグアイ中部ペドロフアンカバジェロで1月29日、日本人男性が銃撃を受け殺害された事件で、警察当局は3日、目撃証言などを基にパラグアイ人の男(24)を逮捕した。地元メディアが伝えた。
動機は明らかになっていないが、日本人男性は食料品や生活雑貨を扱う商店を経営するほか、金融業も営んでおり、金銭トラブルの可能性がある。男は殺害を依頼された疑いがあるとみられている。
男は逮捕された時、女性と共にタクシーに乗っており、逃亡を図っていたもようだ。
事件は1月29日午前に発生。自宅を出ようとした佐藤弘幸さん(60)に、オートバイに乗った2人組が接近し、至近距離から発砲。佐藤さんはその場で死亡した。警察はもう1人の容疑者の行方を追っている。
佐藤さんは子どもの頃、父親らとパラグアイに移住、50年以上在住していた。現地の日本人会関係者によると、父親は岡山県、母親は香川県出身。
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