ジカ熱の恐怖は当地よりも、日本で大きく報道されている印象だ。日本の友人、家族からは「ジカは大丈夫?」「もう帰ってきたら?」とまで言われる始末。
先週来聖した女子ラグビー日本代表チームの冨田選手に話を聞くと、「凄く危険なイメージを持ってきたが、当地の人が半袖で普通に暮らしているのでビックリした」とか。選手らも、こまめに虫除けスプレーをする以外は普通に生活できているとの事。
五輪出場選手のジカ対策は、日本五輪委(JOC)も相当神経を尖らせているはず。最重要案件と言ってもよいだろう。
日本で耳にする情報と、現地を体験した感覚が大きく異なるのは良くあることだ。使い古された言葉だが「百聞は一見にしかず」。日本ラグビー協会は他種目の協会、JOCと積極的に情報共有して欲しい。(規)