17日、リオのマラカナン・スタジアムで行われたサッカー男子準決勝は、ブラジル代表がホンジュラスを6―0の大差で下し、悲願の初優勝をかけた決勝戦に進んだ。17日付伯字紙サイトが報じている。
ブラジルは、開始15秒にゴール前に突き進んだネイマールがキーパーとぶつかりながらもゴールに押しこみ、先取点を決めるなど、終始、試合を有利に進めた。
前半25分と35分には、今大会で注目されている選手のひとり、19歳のストライカー、ガブリエル・ジェズスが、どちらも後方からのパスを受け、走りながらキーパーをかわす形で2点を決めた。
ブラジル代表の猛攻は後半になっても続いた。後半6分にはコーナーキックで得たチャンスでマルキーニョスが決めて4点目。34分にはルアンがシュートを決め、5点目。さらに、試合終了直前のロスタイムには、ペナルティ・エリアでのルアンへのファウルで得たフリーキックをネイマールが決めて6点目となった。
大会突入後は2試合無得点だった五輪代表もここ3試合で12得点と調子を上げている。また、五輪直前の日本との親善試合も含め、6試合連続無失点と、堅実な守備も光る。
決勝は17日午後5時30分より、ドイツとナイジェリアの勝者を相手に行われる。