リオ五輪も公式の競技開始から12日目となった17日、ビーチバレー女子のアガタ/バルバラ組が準優勝し、ブラジルのメダル獲得数は金3、銀5、銅4(18日朝、5に増えた)となり、この時点で金、銀の数はロンドン大会に並んだと18日付伯字紙が報じた。
ブラジルのビーチバレー女子チームは、1996年のアトランタ大会で金・銀を独占して以来、メダルを逃した事がなく、2000年のシドニー大会でも、銀・銅で2組が表彰台に立った。
今大会の女子は2組が準決勝に進み、あわよくば20年ぶりに金・銀独占との期待もあったが、アガタ/バルバラ組は、準決勝でラリッサ/タリッタ組を破ったドイツのルートヴィヒ/ウォーケンホースト組に敗れて2位に甘んじ、ラリッサ/タリッタ組は3位決定戦で米国のウォルシュ/ロス組に破れ、メダルを逃した。
一方、悲願の金を狙うサッカー男子は、準決勝の対ホンジュラス戦を6対0で圧勝。20日午後5時半からマラカナンで開催される決勝戦では、ナイジェリアを2対0で制したドイツと対戦する。男子の3位決定戦は20日午後1時からミネイロンで開催される。
なお、16日にスウェーデンに敗れたサッカー女子は、19日午後1時からアレーナ・コリンチャンスでカナダとの3位決定戦に臨む。女子決勝(スウェーデン対ドイツ)は、19日午後5時半からマラカナンで開催される。
その他の種目では、男子バレーが準々決勝でアルゼンチンをセットカウント3対1で破り、19日開催の準決勝に駒を進めた。テコンドー49キロ級のイリス・タング・シンギは準々決勝で敗れたが、陸上ハンマー投げのヴァギネル・ドミンゴスは、19日の決勝進出が決まった。
また、17日には行われた体操や新体操などの選手によるエキシビションが行われ、体操の個人種目で決勝に進出したアルトゥール・ザネッテ、同・ノリ、フラヴィア、ジエゴ・イポリトらも参加。点数抜きの演技を披露し、他国選手や観衆との交流の時を持った。
なお、16日に一人乗りカヤック(カナディアン)1千メートルでブラジル初の銀を獲得したイザキアス・ケイロス・ドス・サントスは、200メートルも順調に勝ち進み、18日朝の決勝で、銅メダルを獲得した。
18日はビーチバレー男子のアリソン・ブルーノ組が決勝で、イタリアのパオロ/ダニエレ組と対戦。ヨット(セーリング)女子49erFX級(スキフ)ではマルチーネ/カエナ組、男子の砲丸投げでダルラン・ロマニが各々、決勝戦に臨む事になっている。
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