セウソ・ダニエル市長殺人事件の「疑惑の人物」ソンブラ氏が亡くなったことで、同事件の真相究明が遠のいたといえそう。同事件は近年、新展開が起きていた。ダニエル氏が生前に調査していたサントアンドレ市の贈収賄工作に深く絡んでいたと疑われているバス企業社長のロナン・マリア・ピント氏が、ルーラ元大統領の友人ジョゼ・ブンライ氏から賄賂を受けていた件で逮捕され、再び注目が集まっていた。PT関連の疑惑で最も謎の多かったこの事件。死の前に何か語っておいて欲しかった・・・。
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サンパウロ市市長選において、支持率で独走状態になりつつあるジョアン・ドリア氏。サンパウロ州検察局は26日、同氏が後ろ盾にしているジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事に職権乱用の疑いがあるとして、立候補の剥奪を訴えた。これはアウキミン知事がドリア氏の選挙運動の中で州政府機構の名前を使わせ、ドリア氏への他党からの連立取り付けを州役職と引き換えに行なっているためという。だが本件の報道の扱いは比較的小さく、あっさり消えてしまう可能性も。
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いよいよ春に突入した。日中は暖かいものの、朝や夕方になると気温が冷え込むなど、まだ気温が安定しないサンパウロ市。こういう時こそ風邪をひかないよう気をつけるべき。今年はH1N1型のインフルエンザが強く、サンパウロ市内でも地区によっては今年の1―8月で10人以上が亡くなっているとか。くれぐれも気をつけて。