ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)は『第43回文協絵画教室生徒展』を17、18両日午前10時から、文協ビル展示室(Rua Sao Joaquim, 381, Liberdade)で開催する。
国際的に活躍する画家の近藤敏さんと息子の直人さんが講師を務め、約30人の生徒による作品およそ60点が展示される。テーマは自由で、風景、生物、人物描写など広範に及ぶ。
近藤さんは一人でも多くの美術ファンを作りたいとの思いで、43年前から教室を始めた。「これまで何気なかったものが美しく感じたり、物の捉え方や価値観が変わってくる」といい、豊かな感情表現を育む絵画の魅力を語る。
教室では、個々の性格に応じてきめ細やかな指導が行われるといい、教室に通う奥田ゆきえさんも、「和気藹々と自由に楽しく通っている」という。案内のため来社した敏さんらは、「一年間の成果を見て頂きたい。色々な批評を頂ければ、今後の勉強にあたって大きな刺激になります」と来場を呼びかけている。
問合せは文協(11・3208・1755)まで。