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街灯税、ゴミ税など徴収=サンパウロ市ISS改正案も可決

1月7日(火)

 【アゴーラ紙三日】サンパウロ市議会は三十一日、サービス税(ISS)、街灯税、ゴミ税など一連の税改正案を可決した。銀行と競売企業のISSは、従来の五%から六%に、路線バス企業と地下鉄公団は従来の免税から二%へ、またビンゴなどの賭博企業は五%から一〇%に引き上げられた。
 いっぽうゴミ回収の清掃企業、警備会社、病院、医院、獣医院、精密検査ラボ、血液銀行、精液銀行、臓器銀行、医療保険企業、看護企業、小中学校、舞踏教室、スポーツ教室、スクールバス企業などは五%から二%へ減税した。
 またサンパウロ市内居住者への街灯税は、月間電力消費量が八十KW以下の家庭を対象外として電力料金と共に徴収されることになった。家庭の場合は三レアル五〇セント、家庭以外は十一レアルとし、一月一日から実施に入る。
 ゴミ税はサンパウロ市内の居住者に対し二月から実施。先ず各家庭に通帳が配布される。それに各戸のゴミ回収量を申告する。次月から申告に基づいて徴収される。空き家の場合は、最低料の六レアル一四セント。家屋が市の評価価格で、二万五千レアル以下は対象外。スーパーの袋は、五リットルと見なす。市は定期的に、申告と実際量を点検する。
 ゴミ税の金額は一日当たり十リットルまでが、六レアル一四セント。十リットル以上二十リットルまでが、十二レアル二七セント。二十リットル以上三十リットルまでが、十八レアル四一セント。三十リットル以上六十リットルまでが、三十六レアル八二セント。六十リットル以上が、六十一レアル三六セント。