1月8日(水)
【エスタード・デ・サンパウロ紙三十一日】州行政で二期目を迎えるジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事は三十日、州政府人事で六人の新長官を迎え、その内四人はカルドーゾ前政権の閣僚クラスの人材を長官に起用することを発表した。
バルジャス・ネグリ前保健相は住宅局へ、クラウジア・コスチン元予算管理相は文化局へ、マリア・G・カストロ教育省前次官は社会開発局へ、ラルス・グラエル前スポーツ相はスポーツ・レジャー局へと就任が決まった。
サンパウロ州知事は州政府人事で政府内政府樹立の噂があることから、その意向を否定した。公選により州知事として信任されたことで、本格的アウキミン行政を実施するため実力本位の陣容であることを説明した。
その他、州官房長官にアルナウド・マデラ下議、財務長官にエドアルド・グアルジアUSP元教授、科学技術局にジョアン・S・メイレレス元農務長官、保健局にルイス・B・バラタ医師、農務局にアントニオ・D・ノゲイラ州議、労働局にフランシスコ・O・リベイロ住宅局元長官、広報局にジョアン・メロン元労働相などの面々となった。
特にネグリ氏は公共財政の専門家でジョゼ・セーラ上議の選挙資金担当の参謀、モントーロ州政府の企画局長官を務めた経歴があり、PSDBのクリンガだと知事が紹介した。