1月8日(水)
大サンパウロ市圏ジアデーマ市刑務所で五日夜、十四人の受刑者が爆弾を使って脱走する事件が発生。爆発で監房に直径八十センチほどの穴が開いた。付近で待機していた乗用車二台に、受刑者らは乗り込み逃走。六日までに四人が再逮捕されたという。定員六十人のこの刑務所は、事件当時二百八十人を収容していた。
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バス事故が相次いでいる。大サンパウロ市圏カラピクイーバ市イノセンシオ・セラフィコ通りで六日早朝、ブレーキを失ったバスが横転し、五十二人が負傷した。一方サンパウロ市東部タトゥアペー区では六日午後、バス二台の衝突事故が発生。女性五人と男性二人が負傷。七日未明には、サンパウロ州ピラシカーバ市の州道三〇八号線で、バス横転事故が起こり、重傷二人を含む約二十五人が負傷している。
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アウキミンサンパウロ州知事は二日から、州内で行われていた六カ月から六歳十一カ月までの子供への牛乳無料配給を中止した。理由は、牛乳配給会社の入札に問題があったため。入札が正常に戻るまで、毎日三十一万六千リットルもの牛乳の配給が中止される。
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市バス運賃が最も高いのは、大サンパウロ市圏サント・アンドレー市、サンベルナルド・ド・カンポ市、ジアデーマ市(一・七五レアル)。次いでサンパウロ市とグアルーリョス市(一・七レアル)、首都ブラジリア(一・五レアル)、大サンパウロ市圏グアルーリョス市、マウアー市、サンカエターノ・ド・スル市、サンパウロ州モジ・グアスー市の四市(一・四レアル)、マット・グロッソ・ド・スル州カンポ・グランデ市、サンパウロ州ジュンジアイー市、サンジョゼ・ドス・カンポス市、ソロカーバ市の四市(一・三五レアル)となっている。