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科学技術相の核開発発言=亜紙が〝核装備〟と反発

1月9日(木)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】「ブラジルは原爆を製造しないが、製造できる技術は開発するべきだ」と述べたロベルト・アマラル科学技術相の発言が、アルゼンチンのクラリン紙で第一面に〃ブラジルの核装備計画〃として取り上げられ、物議をかもしている。
 各TVチャンネル、ラジオなども、寝耳に水の宣言と論評している。ドァルデ亜大統領は、十四日予定の訪伯時に真意を質したいと述べた。同亜紙は伯亜間に競争意識をもり立てることはあっても、核の脅威を招くことはないとみている。しかし、伯米間に問題を引き起こすのは必至という。
 セウソ・アモリン外相は、北朝鮮の核開発でいらだつ米政府に対し、BBCチャンネルで報道された同科学技術相の発言は核研究に言及したもので、核弾頭の製造技術ではないことを報告した。同外相は米州自由貿易協定(FTAA)交渉でも、ブラジルは核抜きが前提であることを強調した。
 肺炎で入院中の科学技術相は「核開発は宇宙開発と同じで、ブラジルは国際レベルの技術を保有すべきだ」と病床で語った。連邦令にも平和目的以外の核利用は禁じており、海外のマスコミの過剰反応だとした。

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