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新年に神殿落成祈願=大本教ブラジル本部に300人

1月9日(木)

 大本教ブラジル本部(三原ジュリオ武本部長)が五日午前十時から、ジャンジーラ市カステロ・ブランコ街道三十キロの講堂で新年の集会を開き、神殿落成を祈願した。約三百人が参加した。神殿は大本教ブラジル開教八十周年に合わせ、来年完成する。同本部には藤本和治、浅井清高さんが特別宣伝使として仕事をしている。
 同日は浅井さんが祭典の主(斎主)を務めた。会場に三人の女性(伶人)が弾く八雲琴の音が流れた。八雲琴は二弦で弾く琴で、天と地を象徴している。
 現在、建坪二十×四十メートルの土地に神殿を建築中で、屋根が上がったところだ。
 大本教は百十一年の歴史があり、ブラジルでは今年七十九年となる。来年八十周年には、日本からも多数の慶祝団が来伯する。大本教は最初ミナス州に入り、四十六年前にジャンジーラ市に移り、伯光薗に移った。
 大本教の年間行事は次の通り。一月二十日=第三十回少年夏季学校。二月第一日曜日=節分大祭。四月第一日曜日=秋季大祭。十月第一日曜日=春季大祭。
 ほかに三月、六月、九月、十二月に古着バザー。大本教紹介講座が五月、十月。企業繁栄祈願祭が八月。七月には子供の園バザーにボランティアで参加、シュラスコを四千から四千五百本売り上げる。同七月にはベロオリゾンテ市で開かれるエスペラント・ブラジル大会。十月にはコロニア合唱祭に参加する。神殿建設のため五月に焼きそば会、八月にシュラスコ会を開く。