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ペトロポリスまたも大雨被害=土砂崩れなどで計17人死亡

1月14日(火)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】リオデジャネイロ州ペトロポリス市で十一日未明、大雨の影響で計十七人が死亡する事故が相次いで発生した。
 国道四〇号線八一キロ地点にある同市コントルノ区で、土砂崩れが発生し、住宅四軒が押しつぶされた。子供七人を含む十三人が下敷きとなり死亡した。十三人のうち、十人は一家族だった。
 また同区では、自動車の中にいた四人が溺死する事故も起きている。
 ペトロポリス市の各地で倒木や土砂崩れが起きた。多くの商店が浸水被害を受けた。十一日午前、住民たちは大雨被害の清掃に当たった。
 同市は、数多くの大雨被害歴を持つ。二〇〇一年十二月から昨年一月までに、リオ州では雨で六十人が死亡、うち四十五人はペトロポリス市などがある、山地の市民だった。
 ロジーニャ・マテウス・リオ州知事は十二日、ペトロポリス市を訪れ、リオ州市民防衛基金から二十万レアルを市民救済に回すと言明している。