イビウーナ日伯寺上棟式行うー青空の下200人参加―もちまき後、シュラスコー順調に工事進める竹中工務店
1月14日(火)
◇南米浄土宗イビウーナ日伯寺は十一日午前十一時半から、本堂、寺務所、開山堂、教化ホールなどの上棟式を行った。晴れ上がった青空の下、寺院関係者のほか、ブラジル竹中工務店の清水邦保社長やイビウーナ文協の末次文明会長、壇徒たち約二百人が参加。式後にはもち撒きが行われ、日伯寺婦人部のもてなしでシュラスコが振る舞われた。
上棟式では最初にイビウーナ日伯寺の村上三郎護持会副会長が「九八年の地鎮祭後、多数の方の協力で今日の日を迎えることが出来たことを嬉しく思う」と壇徒を代表してあいさつした。
建設委員長の佐々木陽明南米開教総監の導師によって、読経が上げられ、上棟式表白が読み上げられた。役員から順に焼香を行い、御祝いもちが配られた。
佐々木建設委員長はあいさつの中で、「地域の日系人のための生涯教育センター」を建設すると共に、非日系人に仏教を伝道し、将来的には「仏教大学として活動を行っていく」という同寺の目的を説明。さらに「土地を寄進した故村上正朋さんの思いをみなさんと共に実現していきたい」と締めくくった。
ブラジル竹中工務店の清水社長は、八月に行われた起工式から一人の怪我人も出ていないことを報告し、「落成予定日の六月八日に向けて、順調に工事が進んでいる」と話した。
本堂、開山堂、寺務所の三カ所でもち撒きが行われ、投げられるもちを拾おうとする人たちの笑いと歓声が上がった。
記念撮影や棟札が関係者に手渡された後、村上さんが寄進した家屋の中庭でシュラスコが振る舞われた。
寄進者の妻、村上伸子さんは「皆さんのお陰でこの日を迎えることができました。主人が生きていれば喜んだと思います」と話していた。