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「伯は金融不安を克服」=先進国中銀代表会議で結論

1月15日(水)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】国際通貨基金(IMF)のケーラー専務理事は十三日、ブラジルで数カ月にわたる金融危機を引き起こした政治不安は克服されたと声明した。これは世界の十大先進国の中央銀行代表と米連邦準備制度理事会(FRB)議長、EU中央銀行総裁などが、スイス・バーゼルでの国際決済銀行(BIS)で国際金融を分析検討した会議で、ブラジルの政治動向に対して出した結論だ。
 また中央銀行のメイレレス総裁の人物についても、ルーラ政権の通貨政策担当者で国際金融の一員として信頼できると同会議は認めた。また最も評価したのは、新政権が中銀の独立権限を認めたこと。これは新政権の画期的政策と、同会議の出席者がいずれも称賛した。
 同会議出席者は、過去数カ月にわたったブラジルの金融危機が政治不安に起因するもので、中銀の独立性を確保したことで今後このような混乱は避けられると見ている。先進国の中央銀行は、どこでも政府とは切り離された独立機関で、独自の判断をもって通貨政策を行っているとした。
 十大銀行を代表して英中銀総裁のエドワード・ジョージ侯は、現通貨政策を堅持して迎合主義に陥らないようメイレレス総裁に忠告した。経済安定を堅持すれば自動的に社会協定への資金も捻出できるし、伝統的経済政策に従えば無謀な財政管理もないとして、先進国はブラジル経済を信頼すると評価した。

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