1月16日(木)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十五日】十四日未明、サンパウロ州ミラカトゥー市内を通るレージス・ビッテンクール街道で、観光バスが橋から転落し、六人が死亡、重傷十人を含む三十四人が負傷した。(写真)
リオデジャネイロ市発のBR―スル社の観光バスは、サンタ・カタリーナ州ブルメナウ市に向かっていた。同日午前一時ごろ、レージス・ビッテンクール街道三六三キロ地点の橋の上で、アスファルトに開いた穴にはまって車体のコントロールを失った。バスは右側に倒れかかり、橋のガードを壊してサンロウレンソ川に転落した。
バスの右側が川下にもぐり、乗客の脱出を困難にさせた。死亡者六人はみな、バス内で遺体となって発見された。最年少者は三歳の幼女だった。
地元市警によると、事故当時のバスのスピードは時速八十キロで、許容速度内だった。
二十四時間以内に同地域では、観光バスを巻き込む事故がもう一件起きていた。十三日未明、パラナ州クリチーバ市出発サンパウロ市行きの観光バスが、同街道三四五キロ地点でトラック後方に突っ込み、十九人が負傷、うち四人が重傷を負った。