1月17日(金)
【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】本業が作曲家・歌手のジウベルト・ジル文化相は十五日、公務に就いてから初めての〃コンサート〃を開いた(写真)。同日午前、文化省高官十四人の就任式の場で三曲歌い、午後にはプラナウト宮で再度歌った。
また、今年をミナス・ジェライス州の作曲家「アリー・エヴァンジェリスタ・バローゾ生誕百周年記念の年」に定める省令にサインする際、同州出身のデュエット歌手二組とともに、バローゾ氏作の「アクアレーラ・ド・ブラジル(ブラジルの水彩画)」を合唱した。
バイア州出身のジル文化相は、「政治にもバレエ的な(芸術的)要素を付け加えたかった。政府の硬い式典をリラックスできるものにしようと思った。ダンスのステップで進む二十一世紀の政治のやり方です」と微笑む。
ジル文化相は、二度行ったスピーチの中で、文化省大臣にノミネートされた時に労働者党(PT)内の一派から批判を受けたこともコメント。「文化省は、ルーラ大統領が望んでいた通りのものになった」と言明した。