大学生数ランキング USPは3位に転落=首位の座は私大系に=増設計画のない国公立大
1月21日(火)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十日】教育省高等教育国勢調査による二〇〇一年度の大学の学生数ランキングで、公立のサンパウロ総合大学(USP)とリオデジャネイロ連邦総合大学(UFRJ)が、私立系の大学に上位を奪われていることが明らかになった。
ランキングのトップはパウリスタ総合大学(Unip)。学生数八万千四百五十九人で、〇〇年から二二・九%増えた。次いでエスタッシオ・デ・サー総合大学(リオ州)が、〇〇年比七六・六%増の学生数六万六十七人で、二位に踊り出た。
USPは甘んじて三位となった。学生数は、〇〇年比二%増の三万五千四百九十三人。九一年、USPがトップだったころ、両大学は上位二十位内にさえ入らなかった。
〇一年のランキングでは、上位二十位のうち、十四が私立大学となった。上位十位では、九一年は三位だったUFRJが、九位に大きく落ちた。これによって、最大規模の連邦系総合大学の座は、七位のパラー連邦総合大学(UFPA)となった。
九一年から、私立大学のランキング上位入りが増えている。同年、上位十位のうち六位を公立大学が占めていたが、〇一年にはUSP、UFPA、UFRJの三校のみとなっている。
Unip経営者ジョアン・カルロス・ジ・ジェニオ氏によると、同氏が経営する中等学校(高校)や予備校『オビジェチーヴォ』の延長線としてUnip入学を選ぶ受験生が多いことが、ランキングのトップになった理由だという。
一方、大学教育国家試験(プロヴォン)では、最高Aから最低Eまでの成績で、Unipの学生の五一・六%がCと採点された。USP学生の七八・五%とUFRJ学生の九三%は、AとBの成績を獲得している。
教育省所属高等教育局のカルロス・ロベルト・アントゥーネス・ドス・サントス局長は、「過去十年間に私立系大学が急増した。公立系は、これ以上席を増やせないという理由もあり、私立系を選ぶ受験生が増えている。また公立系大学の場合、大学レベルの維持も重要となってくる」と説明。「ルーラ大統領の課題は、連邦系大学入学を合格後にキャンセルした人の席や、入学手続きを延期状態にしてある人の席を、どのように減少させるかにある」と言明している。