1月21日(火)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十日】リオデジャネイロ市南部モーロ・ド・コルコヴァードにあるキリスト像(クリスト・レデントール)観覧のため、エレベーター三基とエスカレーター四基が設置された(写真)。
リオ市は、大司教区や国立自然環境保護院院(Ibama)、ロベルト・マリーニョ財団、民間資本の協力を得て、建設費六百万レアルのエレベーターとエスカレーターを完成させた。
標高七百十メートルにあるキリスト像は、一九三一年十月十二日創設。これまでは、リオ市南部ラランジェイラス区発の路面電車や車でコルコヴァ―ド広場まで上り、そこから数百段の階段を上らなくてはならず、車椅子利用者やお年よりなどにとって不便だった。
新しい観光方法では、ラッシュ時六分毎のエレベーターに乗り、約二十秒で高さ三十三メートルのコルコヴァ―ド広場まで行く。そこからエスカレーターを二本乗り継ぎ、キリスト像に到着する。