1月21日(火)
昨年七月二十五日、貨物の高さの限度をオーバーしたトラックに破壊されたサンパウロ市西部のエウゼービオ・マトーゾ陸橋が、修築工事を終えて十七日午前、開通した。橋は六車線規模に拡張された。
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ロジージオ(サンパウロ市車両乗り入れ制)が二十日から始まった。乗り入れ禁止の時間帯は、例年と同じく午前七時から午前十時までと午後五時から午後八時まで。サンパウロ市交通技術公社によると、昨年ロジージオ違反による罰金は、前年比一三・八五%減少したという。
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サンタ・カタリーナ州イタペーマ市内国道一〇一号線で十九日、アルゼンチン人一家五人が死亡する事故が発生。警察によると、一家の乗用車は、反対車線に突っ込み、マイクロバスと正面衝突したという。
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サント・アンドレ市長殺害事件からちょうど一年。警察当局が七人の容疑者を逮捕して一件落着としたが、別の動機で犯行に及んだとして、検察局がさらに主犯の追及で捜査ミスを再度調べることになった。再捜査は法務局の指令で秘密裏に行われるので新事実や新証拠物件は一切公表しないという。被害者の実兄が告発する捜査ミスや疑問点を解明し、いかなる圧力にも屈しないとしている。
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ジョゼ・ジェノイノPT党首は社会保障院の改革に言及して「軍人と法務関係者の特権制度が絶対的な法令であるならば、ブラジルの奴隷制度は終焉しない」と言明した。またPT政権の地盤とされる統一労組(CUT)は軍人と法務関係者の年金が例外として認められるなら、徹底抗戦をすると宣言している。大統領は原案を先ず完成し、原案完成前にコメントをすることを禁じた。