1月23日(木)
【アゴーラ紙二十、二十一日】街道管理会社の一つ、エコヴィーアス社が管理するサントス付近のピアサゲーラ街道で、故障車の持ち主を狙う強盗事件が二件発生し、アゴーラ紙は二十一日、同社の街道管理不足を告発する記事を掲載した。
十五日、同街道サントス市付近で、運転者のGさん(二六)と家政婦のNさん(三二)、二人の娘たちの計四人が乗った乗用車のタイヤがパンクした。Gさんは、エコヴィーアス社に故障を知らせ、救助を要請し、「十五分以内に到着する」との返事を得た。五十分後、強盗三人が現れ、タイヤを交換し、被害者たちを空き地に下ろして乗用車を盗んだ。エコヴィーアス社の救助は来なかった。
この記事を二十日付けの同紙で読み、憤ったもう一組の被害者たちは、エコヴィーアス社を告発した。
同紙によると八日、大サンパウロ市圏ジャンジーラ市から来た一家十四人が、Gさんが襲われた場所の四キロ前でタイヤをパンクさせた。三台の車は停車し、携帯電話でエコヴィーアス社と軍警に通報。同社は「十五分以内に救助が着く」と保証。軍警は誰も出なかった。三十分後、二人組の男が現れ、被害者たちの金品を盗み、ラジオやカメラ、食料などを乗せた車に乗って逃走した。四十五分後、エコヴィーアス社の救助が到着した。
一方エコヴィーアス社は、「ピアサゲーラ街道の保安は、軍警の仕事である」と主張している。