1月25日(土)
アウキミンサンパウロ州知事は二十一日、フランコ・ダ・ロッシャ州立未成年者支援財団(Febem、日本でいう少年院と少年刑務所が合体した施設)を閉鎖する意向を表明した。同知事は年末までに、同市の少年たちを他所のFebemに移送するつもりでいる。移送場所はイアーラス市、グアルジャー市、リベイロン・プレット市、サンジョゼ・ドス・カンポス市(建設中)。短期間にフランコ・ダ・ロッシャ市Febemを閉鎖するもよう。閉鎖予定日は後日発表するという。
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サンパウロ市バスジャック事件で、交渉に当たった刑事は、二〇〇〇年七月十二日に起きたリオ市一七四路線バスの悲劇を思い出したという。当時、バスは四時間に渡ってハイジャックされた。テレビで生中継放映され、全国の注目を集めた。人質の女性が殺害され、犯人もパトカー内で窒息死するという悲劇で終わった。このたびの事件では、犯人は夜中に酒を飲んで酔っ払っていた。
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サルバドール市公共病院に入院中の父親が、十一歳の娘が食事に混ぜたネズミの毒で意識不明になっていたことがこのほど、伯母が発見した娘の日記で明らかになった。犯行の動機は、父親が十九歳の男との交際に反対していたため。「これで邪魔者が消える」と娘は日記に書いた。男は、毒を買うための三レアルを少女に渡したと供述し、二人が一緒に殺害計画を立てたことも分かった。
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元妻の交際相手(四〇)を殺害しようとした男が二十三日、逮捕された。男はチャップリンのカルリットスに扮し、朝食サービス業者だと言って騙そうとしたが、元妻が男だと気付き、逮捕された。