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大サンパウロ市圏でも土砂崩れ、死者多数

1月29日(水)

 【アゴーラ紙、フォーリャ・オンライン二十八日】ここ数日の大雨で、大サンパウロ市圏各地で土砂崩れが発生している。
 二十六日午後七時三十分ごろ、イタクアケセトゥーバ市郊外レカント・モニカ区で、十五歳の少女が土砂に流されて死亡した。少女の妹と弟は土砂の中から救出された。少女は事故当時入浴中で、心臓発作を起して病院に運ばれる途中、死亡した。
 タボアン・ダ・セーラ市郊外ジャルジン・サンジューダス区では二十七日夜、一家七人が土砂の下敷きとなり死亡する事故が発生。犠牲者のほとんどは子供で、生後四カ月の新生児もいた。同家の残り三人は軽傷で済んだ。
 マウアー市でも同日夜、土砂崩れが起こり、三歳の女の子が死亡、母親など一家五人が負傷した。さらに同市ではほか三件の住宅が土砂に押し流された。