1月29日(水)
【ジアーリオ・デ・サンパウロ紙二十四日】パラー州南東部クリオノポリス市で二十二日夜、ブラジル最大の採鉱地・セーラ・ペラーダの採鉱業者組合リーダーの一人だったジョゼ・メンデスさん(六三)が、何者かに射殺された。
メンデスさんは、妻と子供の前で殺された。妻によると、メンデスさんは以前から「殺す」と脅されていた。協同組合本部から出る時に頭部を狙撃され、即死した。
メンデスさんの死によって、セーラ・ペラーダのコントロールを握ろうとする協同組合内の紛争が益々激しくなるもよう。昨年十一月には、同組合長のアントニオ・C・レーモス氏が、組合本部で殺害され、紛争を恐れた政府が陸軍を出動させる騒動となった。