1月31日(金)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙五日】ルーラ大統領の「変革」にあやかって、今年こそは人生変革の年にしたいと決意した人は多い。決意もカーニバルまでしか続かない人もいるだろうが、知名人の人生変革へのアドバイスを覗いてみる。ルーラ大統領が言う、「いつも途中で挫折する意志の弱さに落胆することなく、限りなく長い道程をあきらめず、また踏み出そう」を銘記してー。
[マネービル]
ケネス・マックスウエル(歴史学者)「仕事は後手になると、三倍、五倍の手間がかかる。前もってやってしまえば三分の一、五分の一の手間で済む。今年は全てを事前にこなす習慣をつけ人生を三倍生きる。」
ルイス・ナシフ(フォーリャ紙記者)「未来思考学を物にする。未来の職業、未来の技術、未来の産業、未来のデザイン、未来の農業。若返ることよりも、いつも斬新なアイデアへの挑戦をモットーとする。」
マウロ・ハウヒルド(大学教授)「特別小切手とクレジット・カードで利子を支払う生活スタイルを止めて、利子を貰う生活習慣をつける。」
エーリオ・ジャグアリベ(社会学者)「コップからこぼれた水を飲むこと。コップの中の水を飲むのは、泥棒を養っているのと同じ。」
[健康]
シンチア・ドルネレス(医師)「バスに果汁を満たしてトップリ浸かり、それからセックスする。果物は性欲亢進剤を含むマンゴー、桃、苺、カカオなど容易に手に入るものがよい。ジャッカ、西瓜はよくない。その果物はホルモン分泌を促進する成分がある。」
[精神]
ロベルト・アウジオ(舞台俳優)「他人を頼まず積極的に自分で取り組み、やってみること。誰にも責任を転化しない後悔もしない。」
ジュリオ・アブラムスキ(心臓外科医)「活動が臓器を造る。暇を持て余したらドミノでもトランプでもよい、頭を使うこと。頭を使わないと、たちまち痴呆化する。」
パウロ・ゾガビ(医師)「背筋を伸ばして、姿勢を正そう。成功者か敗北者かは姿勢が示す。暖かい湯の中で背を真っすぐに伸ばし背骨全体を湯に浸ける。」
ジョゼ・シモン(新聞記者)「一日一回、サンバでもタンゴでも踊る。投薬や療法よりも健康に最適。次に頭脳移植をする。毎日新しい思考で人生を実践。」
[沈思黙考]
ヘンリー・ソベル(ラビ)「津浪を押し止めるのは至難だが、上に乗ってしまう。困難を超越する。毎日、鏡を見て自分を大切にする。」