2月4日(火)
【フォーリャ・オンライン三日】三日午前零時から、サンパウロ市路線バス会社の運転手や車掌らがストライキに入り、三百十万人の足に影響を出した。総バス会社数の九八%がスト入りし、学校授業の始まりとサンパウロ市の車両乗り入れ制一時停止も重なり、市は同日、今年の午前中の最高延べ渋滞九十五キロを記録した。
バスやロタソンなどを管理するサンパウロ市交通機関公社(SPTrans)は同日午前十一時までに、路線バス五十二台が破壊されたと発表した。破壊されたバスは、スト入りを拒否した四社のもの。北部と西部担当のガット・プレット社、北部担当のサンタ・ブリージダ社、西部担当のトゥピー社、南部担当のパラトードス社がその四社とされる。
現在サンパウロ市は、バス会社三十九社の運営を許可している。運転手や車掌らは、食事用チケットの遅れや、労働年金とも呼ばれる勤続年限保障基金(FGTS)の支払いの遅れなどを訴えている。