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軌道に乗る50年祭委=新年会成功は評価の証拠

2月6日(木)

 戦後移住五十周年記念委員会(中沢宏一委員長)は四日午後二時から、同委員会事務局(バロン・デ・イグアッペ街一四八番)で定例会合を開いた。
 中沢委員長は先月三十日に開かれた同委員会の新年会について言及し、「多数の来場者を迎えることができたのは、我々の活動が認識されつつある証拠」との認識を示し、七月二十六、二十七の両日、アチバイアで開かれる全伯相撲大会への協賛の依頼があったことも報告した。    
サクラ・イペー植樹に関しては同委員会の主な収入源となるだけに会合はかなりの熱をもって話し合われた。趣意書やサクラ開花時のイメージ写真、植樹予定地の写真を貼り付けた奉賀帳も十一冊用意し、委員に配られた。  
 なお、同委員会内で植樹管理委員会を設立し、百周年までの五年間は事業の中で管理を行うことを確認した。五日には植樹地視察のため、オザスコを訪れる。
 五十周年祭のロゴマークをあしらった帽子やシャツの製作についても話し合われた。
 会合は予定時間を超えてもなお続行され、戦後移住五十周年記念誌編纂委員会などの各委員会から、発表が行われた。 
 今回の会合では具体的な意見が出され、大いに進展したが、これからの時間的、資金的な問題が残っており、これからの同委員会の活動が注目される。  
 松平和也事務局長が七日付けで退任することが発表されたが、次期担当者はまだ決定されていない。