携帯電話料金値上げへ

2月7日(金)

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙、アゴーラ紙六日】携帯電話の料金が八日以降、値上がりする。値上げ幅は十二・三六%から最大二七・六%までとなり、Anatel(電気通信庁)は平均で二二・二五%の値上げになるとしている。前年の平均値上げ率は九・一%だった。
 今回の値上げの特徴は、固定電話から携帯電話に通話する場合、同一地域は同一料金であったのが、通話先の電話会社によって別料金が設定されること。例えば、テレフォニカからテレスピへは一分間〇・四一六六レアル、BCPへは〇・四五三八レアルとなる。これは携帯電話会社同士の競争を促し、将来的に料金を下げることを目的としている。また、会社によっては通話を始めるための新規登録料が六〇%から八五%値下げされる。
 新料金(最大幅で値上げされた場合)は、テレスピセルラーで、新規登録料二十九レアル(六〇%減)、基本料金四十四・五一レアル(二〇・六六%増)、市内通話〇・四六四レアル(二六・三六%増)、他州への通話〇・九六六八レアル(二一・九八%増)。
*通話はいずれも一分間、携帯からかけた場合。