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東西南北

2月12日(水)

 サンパウロ州リベイロン・プレット市内の中流階層の住宅ビルで八日、ボチジョン・デ・ガスが爆発し、門番二人が死亡した。ボチジョンはビルの地階に収納されており、爆発でポルタリアは破壊され、門番三人が五メートル先まで飛ばされた。警察は、ボチジョンからガスが漏れ、地階全体がまるで爆弾のような状態にあったとみて、「オザスコ・プラザ・ショッピング爆発事故と同じ状況」と比較した。
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 デンマークのコペンハーゲン国際空港で九日、三十九歳のブラジル人女性がコカイン二キロを所持していたことで現行犯逮捕された。女性はサンパウロ発ヴァリグ航空便に乗り、手荷物の中に麻薬を運んでいた。地元警察によると、麻薬は二十九万四千ドル相当だという。
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 パラグアイのゴンザレス・マッチ大統領の弾劾裁判が十一日、同国上院で行われた。上議四十五人のうち、三十人以上のインピーチメントが投じられたら、大統領の任から去らねばならない。現地紙によれば、同大統領は上議十八人の支援を握っており、弾劾はきわどい所で避けられそうだとの観測がある。
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 Procon(消費者保護センター)は自動的に外部のプロバイダーに接続し、国際通話を行うインターネットサイトに対して消費者の注意を喚起するため、小冊子を作成した。よくわからないプログラムやファイルはダウンロードしない、インターネットのセキュリティーを高く設定する、通話料金請求書をよく確認するなどの注意がそこには挙げられている。