2月14日(金)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十三日】サンパウロ市東部グアイアナーゼス区の市立初等学校前で十二日午後七時ごろ、十一歳から十七歳までの子供たち八人が銃撃され、一人が死亡した。被害者のうち、六人が同校の生徒だった。
事件が発生した時刻は学校の登校・下校時間で、現場には約一千六百人の生徒がいた。同校の隣りにある市立幼稚園の四歳から六歳の子供たちもいた。
警察によると、三人組が歩いて同校に現れ、ワラス・O・パッソスさん(一七)を探し始めた。三人組は、「パッソスさんが友人を殺した」と述べ、復讐するつもりだった。
パッソスさんを見つけた三人組は一斉に発砲し始めた。パッソスさんは即死。残りの流れ弾は周囲にいた七人の腕や脚に命中した。事件に気付いた大勢の人々はパニック状態になり、三人組はそのスキに逃げ出していった。