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サンパウロ市内でまたヘロイン

2月15日(土)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】サンパウロ市東部パリー区ヴィトル・ウーゴ街で十三日、企業経営者ヴァウテル・L・F・ソウザ容疑者(五七)がヘロイン四十グラムを所持していたことで現行犯逮捕された。過去十五年間で、サンパウロ州市警麻薬捜査課(Denarc)が市内でヘロインを押収したのはこれで二度目となる。一度目は昨年だった。
 市警は二カ月前から、ソウザ容疑者が同市マッケンジー総合大学の門前でヘロインを密売していたとの告発を受け、捜査を始めていた。同容疑者のほか三人も逮捕された。
 ヘロインは一グラム当たり百ドルで販売されていた。警察によると、ヘロインは上流階層の麻薬中毒者が使用していたという。
 今回押収されたヘロインは、Denarc麻薬教育・防止係の麻薬博物館に展示される予定。昨年連邦警察は、米国へ発送されるはずのコロンビア製のヘロインを国内で二十七キロ押収した。