2月15日(土)
サンパウロ市西部の一般電話を担当するピニェイロス区のテレフォニカ電話会社が十三日未明、十五人の強盗グループに襲われ、総額二十五万レアル相当の物品が盗まれた。強盗二人が正面の門で門番を取り押さえて侵入。すぐ後トラックで残りの仲間もやって来た。約四時間後、トラック一台、フルゴン車二台、コンビ車一台、パソコン約九十台を盗んで強盗らは去っていった。
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「銀行強盗倍増」事件で、サンパウロ州市警組織犯罪捜査課は、「十二月から一月に事件が倍増したからといって、これが今年の傾向のごとく騒ぐのはおかしい。十二月には銀行強盗も休暇をとるからこれだけ差が出たのだ」と説明している。
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「サンパウロ市でヘロイン押収」事件で、市警麻薬捜査課がヘロインについて注意している。ヘロインはモルヒネからつくる半合成麻酔薬で、鎮痛作用は最も強いが、常連用すると中毒になる。タバコのように吸う、吸引する、注射器で注入するなどさまざまな形で使用される。特に注射器を利用する場合は、エイズ感染の恐れも出てくると警告している。
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十二日のサッカー対中国親善試合前の国歌演奏時に、歌詞一番までしか暗記していないブラジル代表は、中国側が二番以降も演奏したことであせりの表情を見せた。最後まで歌詞を知っていたのはロベルト・カルロス、ジーダ、ロナウジーニョ・ガウッショのみ。ガウッショは皆の様子を見て笑い出し、リヴァウドは真っ青になって口を閉じてしまった。