2月18日(火)
米国が押し進めようとしている対イラク戦争の反対運動が十五日、世界各地の首都で行われ、数万人の参加する平和のデモ行進が実施された。サンパウロ市でも同日午後、約一万五千人がパウリスタ大通りMASP前に集合。市内各地を練り歩いてイビラプエラ公園へ向かった。グリーンピースや屋根なし運動、土地なし運動などの組織所属者のほか、一般人の参加も見られた。
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十二日に今年の最高気温四十一・三度を記録したリオ。強盗の〃熱気〃もすさまじく、コパカバーナ海岸では一月、昨年同期比四〇%も強盗事件が増加している。それでも今年のカーニバルを楽しもうと、同海岸のホテルは観光客予約でほぼ一杯の状態。強盗の怖さも、海の日光浴には変えられない?
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USPがこのほど行った炭酸飲料やビールなどアルミ缶に入っている飲料物の調査によると、サンパウロ市のバールやレストラン、スーパーマーケットで販売されているアルミ缶の約四〇%が健康に悪い細菌などが付着していたという。「缶飲料は、栓を開ける前に飲み口を洗うように」とUSP側は注意している。
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大手スーパー、ポン・デ・アスーカールがサンパウロ市南部リカルド・ジャフェ通の店舗にセルフレジを設置している。客は十五個までの商品を一人でレジに通し、クレジットカードで代金を支払う。係員の補助や不正防止装置はない。セルフレジを拡大する計画はまだ決まっていないが、サンパウロ市商業組合は解雇の増加を危惧している。