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スドエステ総合V6=サンパウロ相撲大会開かれる

2月18日(土)

 第二十五回サンパウロ州相撲選手権が十六日、サンパウロ市ボンレチロ常設土俵で行われ、個人・団体戦ともに地力の違いを見せつけたスドエステ・チームが二位のパウリスタ・チームを大きく引き離し六年連続の総合優勝を飾った。
大会には幼年から準青年までの男女合わせて約二百人の力士が出場。年齢別に争われた。参加した力士の八割は非日系だったものの、十六、七歳を対象にした男子個人戦では、日系力士が一、二位を占めるなど、少数ながら健闘ぶりが目立った。一方、女性力士も幼年を中心に過去最多の四十九人が出場した。
 この日はまた、帰国中の若東(玉ノ井部屋、本名黒田吉信)が次の三月場所で引退することを正式に表明。六歳から立ったという思い出の土俵で、シコを披露し、観衆から盛んな拍手が送られた。 
 優勝チーム、個人優勝者の結果は次の通り。団体は男子のみ。( )内はチーム。
 【団体】
 九歳以下=スドエステ/十、十一歳=ノルテ/十二、三歳=スドエステ/十四・五歳=スドエステ/十六、七歳=サントアマロ/十八、九歳=スドエステ
 【個人男子】
 九歳以下=ジョゼ・ジニウソン・レイテ(スドエステ)/十、十一歳=ヴィクトル・エンリッケ・ボンフィン(パウリスタ)/十二、三歳=フェリッペ・イシマール(スドエステ)/十四、五歳=パウロ・バロス(ノヴァ・セントラル)/十六、七歳=エルデル・ナカヤ(スドエステ)/十八、九歳=コンラッド・アウグスト(サンパウロ)。
 【個人女子】
 十一歳以下=マリア・リタ・ドミンゲス(スドエステ)/十二、三歳=ジャッケリニ・ソアレス・ダ・コンセイソン(ノヴァ・セントラル)/十四歳~六歳=アナ・クラウジア・ソウザ(ノルテ)/十七~十九歳=ルチアナ・ワタナベ(ノヴァ・セントラル)/軽量級(~六十五キロ)=ヴァネッサ・ペレイラ・リンス(パウリスタ)/中量級(六十五~八十キロ)=サウザ・エリカ・シャガス(ノヴァ・セントラル)/無差別級=フェルナンダ・ペレイラ(サンパウロ)。