日曜午前三時、サンバ学校ペルーシェの倉庫で火災が発生し、製作中だった山車五台中三台が丸焼けになり、アゴーラ紙は内部犯行説を示唆する記事を掲載。というのも、現会長が就任した際、執行部の多くを仲間に取り換えたことに対し、反発した一派が今回の不祥事を起こした、との噂が業界ではささやかれているからだ。
SOSペルーシェが作られ、各エスコーラから再建用資材が運び込まれているが、パレード本番まで二週間を切った現在、完全な再建は不可能との声も。このままでは規定の山車数を守れず、失点により二部降格は確実。
真実はあくまで藪の中だが、一度降格したら戻るのは至難の技。結局損をみるのはコミュニティの人々。関係者は嘆く。「サンバ・エ・コンプリカード…」(一筋縄でいかない) (深)
03/02/19