ホーム | ブラジル国内ニュース(アーカイブ) | 150人が下痢症状で入院も ミナス州

150人が下痢症状で入院も ミナス州

2月20日(木)

 【アゴーラ紙十七日】ミナス・ジェライス州イタニャンドゥー市(ベロ・オリゾンテ市から四百十四キロ)の農村地帯で五日から、約百五十人が次々と下痢症状を訴え、数人が入院する異変が起きており、同市保健局は対策にかかっている。
 異変が起きたのは同市ジャルジン区。貧しいこの地域は、水道管からの水がなく、同市保健局は水の中に細菌や汚染物質が混ざっていたのではないかとみている。
 十六日までに七人が入院したことで、今回の下痢事件が発覚した。同市保健局のパトリシア・エスカルパ局長は、「各家庭で使われている水の洗浄薬を配給している。飲み水だけを洗浄するのではなく、フルーツや野菜を洗う場合も洗浄済みの水を使うようにと指導している」と言明している。