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ジャンジーラ市でデング熱急増=リオ州では出血熱患者死亡

2月20日(木)

 【アゴーラ紙十八日】サンパウロ州保健局はこのほど、大サンパウロ市圏ジャンジーラ市での地元産デング蚊(ネッタイシマカ)によるデングウイルス感染件数が、七日から十四日までの一週間に、九十四件から三四八%増加し四百二十二件に上ったと発表した。
 サンパウロ州で地元産デング蚊による感染が最も多いのは大サンパウロ市圏イタペヴィー市だが最近、グアララッペス市(二百五十七件)とアラサトゥーバ市(二百十五件)を抜いて二位に急上昇したジャンジーラ市でのデング熱状況を、保健局は心配している。
 一方リオデジャネイロ州では十七日、年金生活者の女性(八四)がデング出血熱で死亡した。死亡ケースは今年初めて。女性は、昨年夏にリオ市で六十三人を死亡させた三型デングウイルスに感染していた。