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秦の兵馬俑を公開=21日からサンパウロ市で展示会

2月21日(金)

 【ヴェージャ誌】サンパウロ市イビラプエラ公園内OCAパビリオンで二十一日から、中国の兵馬俑の展示会が開かれる。
 兵馬俑とは―、一九七四年、秦始皇帝(紀元前二五九―二一〇)の巨大な陵墓から一・五キロのところに、巨大な陶俑が井戸を掘っていた農民によって偶然発見された。これが兵馬俑抗である。
 東西二百三十メートル、南北六十二メートルの抗から兵馬や戦車、六千以上もの兵俑が出土し、現在も発掘が続けられている。始皇帝陵を護衛する等身大の土偶の大軍は、始皇帝配下の兵一人一人を模して作られているという。
 土偶の兵のうち約三百体がこのほど〃来伯〃した。展示会費は八百五十万レアル。歴史遺産に指定されている兵馬俑の展示会は、中国政府の好意的な協力によって実現することができた。
 今回は兵馬俑のほかに、皇帝時代の貴重品も展示されるという。
 OCAパビリオン=サンパウロ市イビラプエラ公園第二ゲート。火曜日から金曜日まで、午前九時から午後九時まで。土日、休日は午前十時から午後九時まで。入場料七レアル。五歳未満六十五歳以上は無料。