2月22日(土)
【フォーリャ・オンライン二十一日】サンパウロ市交通技術公社(CET)の職員が二十日午後十時四十分から、二十四時間の時限ストライキに入った。
フランシスコ・マセーナCET総裁が、「CET経営困難のため、給料を削減する」と発表してから職員らのスト入りが決定した。ストに参加したのは職員の約六〇%だという。
二十一日、市内の交通状態が悪化した。同日午前四時ごろ、チエテー川沿岸の環状高速道路カステーロ・ブランコ街道方面車道のヴィラ・マリア橋に、高さの限度を違反したトラックが挟まり動けなくなる事故が発生。急激に走行停止したため、運転席から外へ放り出された運転手が即死した。遺体はすぐ現場から除去されたがトラックは放置されたままとなり、サンパウロ市交通機関公社(SPTrans)がトラック除去に応じた。
クルゼイロ・ド・スル通りやヴォルンターリオス・ダ・パットリア通りなど、市内各地の交差点で信号が壊れた。スト入りしなかったCET職員らが、のろのろペースで信号を修理した。CET側は、スト参加職員が信号を壊したのではないかと懸念している。