2月26日(水)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十日】サンパウロ市死亡率調査チーム(Pro―Aim)の資料によれば、昨年のサンパウロ市の殺人事件数が、二〇〇一年より約一〇%減ったという。
殺人事件数が減るのは一九九七年の前年比一%減以来初めて。過去五年間は、毎年増加傾向にあった。
〇一年は、市民五千九百八十九人が殺害されている。昨年は九・四%減って五千四百二十一人となった。
Pro―Aimは、死亡届をベースに調査をするため、統計に入る死亡者はサンパウロ市民のみとなる。モエーマ区の住民がセー区で死亡したとしても、モエーマ区の死亡者とみなされる。
最も殺人が増えたのは東部グアイアナーゼス区と南部カッポン・レドンド区の二区。逆に減ったのは南部シダーデ・アデマール区と北部ブラジランジア区だった。