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立川談志3市で公演=前回、コロニアで大好評

3月1日(土)

 ブラジル日本移民九五年祭記念事業として落語家の立川談志が三月九日来伯し、サンパウロ、モジ・ダス・クルーゼス、リオデジャネイロの三都市の各文化協会で公演を行う。
 前回の公演は九十四年六月に日本移民記念事業として行われ、談四楼、志楼と共に来伯、大好評を博した。
 ◇十日午後六時・サンパウロ公演(ブラジル日本文化協会=サンパウロ市サンジョアキン街381番) 
 ◇十二日午後六時・モジ・ダス・クルーゼス公演(モジ・ダス・クルーゼス文化協会=カンポス・セーレス230番)
 ◇十五日午後六時・リオデジャネイロ公演(FINEP文化ホール=プライア・ド・フラメンゴ200)
 入場券は五レアル。詳しくは各文協事務局まで。電話=3208・1755(サンパウロ)、4791・2022(モジ)、21・2269・4982(リオ)まで。
 なお、サンパウロ公演は明石屋宝石店(ガルボンブエノ街一三番)、商工会議所でも販売している。
【立川談志】 昭和十一年生まれ。東京都出身。昭和二十七年、十六歳の時、五代目柳家小さんに入門。芸名柳家小よし、小ゑんを経て、昭和三十八年五代目立川談志を襲名、真打昇進。
 落語はもとより、映画、舞台、ラジオ、テレビ等マスコミの売れっ子となる。
 昭和四十六年から五十二年まで参議院議員を務め、決算理事、沖縄開発庁政務次官等を歴任。
 昭和五十八年所属していた落語協会を脱会、立川流落語会を創設、家元となり現在に至る。
【立川談一】 本名・寺田政春。昭和五十一年九月生まれ。岐阜県出身。平成十一年立川談志に入門。