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元州議会議長遂に逮捕=地位利用して悪事の限り ES州
3月4日(火)
【エスタード・デ・サンパウロ紙一日】議会ぐるみ組織犯罪を企て連邦地方裁判所から逮捕状が出されていたエスピリト・サント州元州議会議長のジョゼ・C・グラッツ容疑者が二十八日、リベイロン・プレット市で逮捕された。同州の組織犯罪事件は山場を迎えている。
逮捕令状では同容疑者が二〇〇〇年、州議会議長へ四期連続で再選される際、州議票を買収したとしている。買収された州議も全員、議員権を剥奪された。買収資金はカルロス・G・リーマ実業家支払いの流通税(ICMS)の中から脱税して支払った。
他にも同容疑者には、汚職、脱税、違法賭博など十件の起訴状が連邦地裁で審理を待っている。同容疑者の弁護士がビトリア空港から拘置所までの間は、手錠を外すように要請したが、連邦警察は拒否した。
グラッツ容疑者は同州の麻薬組織で幹部として采配を振るい、動物賭博の胴元でもあり、違法カジノを数件経営していた。周囲にはル・コッキと呼ばれる非営利団体で秘密結社のメンバーを侍らせ、実際には暗殺などを行っていた。連警は同容疑者の電話に盗聴装置を仕掛け、サンパウロ州奥地の農場から海外逃亡する計画を傍受していたとしている。