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「処刑部隊」3年前から=リベイロン・プレット 犠牲者100人以上か

3月8日(土)

 【既報関連=ジアーリオ・デ・サンパウロ紙七日】カルロス・カルドーゾ検察庁人権担当特別補佐官は六日、リベイロン・プレット市の警官らによる殺人事件は、少なくとも三年以上続き、百人以上が犠牲になった可能性があると発表した。
 殺害後、多くの被害者が森や人里離れた場所に放置されたが、数人は同市近くのセラーナ市にあると推定されている秘密の墓地に葬られたとして、捜査が進められている。
 また、〇二年四月にリベイロン・プレット第一警察署の留置所で殺害された二十一歳の青年と自宅玄関で射殺された青年の弁護士も警官らが処刑した疑いがある。
 容疑者の警官らは、サンパウロ州の刑務所で暗躍する犯罪集団をもじって名付けた、「処刑第一部隊」をかたって、殺人を行っていた。同部隊は二十人以上の名前が記された処刑予定リストを所有しているとみられている。