3月8日(土)
サンパウロ市ピニェイロス川沿岸の環状高速道路で事故を起した市警刑事が、被害者を救助せずに逃げたことで四日、逮捕された。三日、刑事はパトカーを運転中に前方の車に突っ込んで、車は炎上し、後席にいた二人が焼死した。前に座っていた二人は付近にいた人々や軍警、消防隊に救助された。衝突時、パトカーのナンバープレートが落下し、犯人が刑事だと発覚した。
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バイア州ノーヴァ・ヴィソーザ市のポウザーダで五日、連邦直轄区から来た十五歳から十九歳までの学生七人が、自分たちが宿泊した部屋で自家製爆弾を爆発させた。七人は「自分たちがこの町に来たという印を残したかった」と供述し、各自の親が二千レアル相当の損失額を支払うはめになった。
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きょう八日は国際婦人デー。サンパウロ市女性特別班は、この日にちなんだ百五十もの無料イベントを開催する。サンパウロ市東部シダーデ・チラデンテス区には、『エスパッソ・リラース』新築落成式が行われる。低所得者の女性のための文化交流スペースとなる。イベントの多くは八日だけでなく、三月末まで開かれるという。
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パウロ・リマ連邦下議が公立、私立の小学校の児童に毎日国歌を斉唱させる法案を検討中。同下議は、児童の国歌斉唱が軍政時代にはごく普通だったことについては強調せず、児童の市民意識を高め、歌詞を全部歌えるようにしたいとしている。この案には賛否両論が巻き起こっている。