3月11日(火)
【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】ここ数週間の治安の悪化にもかかわらず、カーニバル期間中にリオを訪れた観光客は、治安より町の汚さの方を問題としていたことが州立観光公社『TurisRio』の調査で判明した。
「暴力事件はマスメディアがいつも報道しているから、町に来る人は治安問題についてすでに知っているし、安全に注意している。だから、治安について文句はいわない」と観光業組合のイルメス副組合長は話す。
カーニバル期間中の調査にもかかわらず、サンバ観覧はリオの魅力の三番目に位置し、トップは海岸、次にコルコバードが続いた。
国内と海外からの観光客が半分ずつを占め、国内はサンパウロ州(二七%)、海外は米国(一二%)からが最も多かった。観光客のほとんどは一週間以上滞在し、一千から五千レアルを費やすという。