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グアルーリョスでも処刑隊=若者51人の殺害の疑い

3月12日(水)

 【アゴーラ紙十一日】サンパウロ州市警・軍警聴聞局は十日、大サンパウロ市圏グアルーリョス市で暗躍している処刑部隊を捜査中だと発表した。
 同部隊は二つの所管の警官で構成され、昨年、五十一人を殺害したとされている。警官の名前は現在確認が進められている。
 処刑部隊による連続殺人事件の捜査は、先週公表されたリベイロン・プレット市で起こった百人以上の若者の殺人事件に続いて二度目。
 同局によると、犠牲者は十五歳から二十四歳の貧困層の黒人が多く、リベイロンの事件のように、警官らとあつれきがあったという。遺体の多くは大サンパウロ市圏イタカケセトゥーヴァ市で発見されている。
 昨年七月に殺害された犠牲者の父親は「すべて自分で調べた。息子と友人は軍警の車で連れて行かれた。軍警が殺したにちがいない」と話す。二人は当時十七歳で、頭部を五発撃たれ、ズボンを膝まで下げられて、うつぶせになった状態で、荒れ地で発見された。