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サンパウロ市長、五三%も昇給=州議がアップし自動調整

3月12日(水)

 【アゴーラ紙十一日】マルタサンパウロ市長の給与が、六千二百十レアルから九千五百四十レアルに五三%アップした。
 〇一年一月、マルタ・スプリシ氏が市長に就任した時の給与は六千レアルだった。サンパウロ市長の給与は公務遂行上必要な経費と基準給与の合計で成り立っている。九二年以降、基準給与はサンパウロ州議員の七五%分と決められており、二月に州議員の給与が五三・六%上昇したため、同市長の給与も自動調整された。
 連邦憲法は司法、行政、裁判に携わる者の給与間に一定の比率を設けることを定めている。そのため、連邦最高裁裁判官の昇給が、連邦議員、州議員、市長へと連動した結果、今回の昇給となった。