3月14日(金)
【アゴーラ紙十三日】サンパウロ市は、十一日に街路樹の倒木により老人が死亡したことを受けて、市内、特に倒木の多いピニェイロス、パカエンブ、スマレ、ヴィラ・ノーヴァ・コンセイソン、ジャルジン・パウリスタの五区の街路樹の調査に乗り出した。
倒木は十二日だけで三本に上った。市保安局によると、〇二年十一月から〇三年の二月までの四カ月間に市内で三百七本の街路樹が倒れている。倒木の原因は不明。また倒木の危険がある街路樹の数も把握されていない。
市内の緑化は百年前に計画もなく始まり、今まで市長が好きな木を植え続けてきた。現在、サンパウロ市内の公園、広場、路上の木は約百万本あるという。