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デング熱感染、サンパウロ市で65%増える

3月15日(土)

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十四日】地元産デング蚊(ネッタイシマカ=Aedes aegypti)によるサンパウロ市民のデングウイルス感染件数が、六日の二十九件からわずか一週間で六五%増加し、四十八件に達した。他州、他市でのデング熱罹患(りかん)件数は百八十六件から二百二十件に増えた。
 サンパウロ市保健当局の情報では、中心部サンタ・セシーリア区、北部サンドミンゴス区、東部アルトゥル・アウヴィン区とヴィラ・マチウデ区で、新しく地元産デング蚊の繁殖が確認されている。
 地元産デング蚊感染が急増傾向にあるのは西部のヴィラ・レオポウジーナ区。地元感染が最も多いのは南部ジャバクアーラ区である。