3月22日(土)
【フォーリャ紙二十日】TRF(連邦地方裁判所)第一管区は十九日、ロゼアーナ・サルネイ上院議員がさきの大統領選でPFL党候補だった頃、〇二年三月一日に行われた、同議員と夫ジョルジ・ムラド氏の所有する企業、『Lunus』の本社捜索によって連邦警察が押収した書類と現金百三十四万レアルの返還を認めた。
TRF第二審では賛成三反対二で、『Lunus』側の弁護士の訴えた保全命令が認められた。審理を行った連邦控訴院判事の多くは、捜索と押収を行う十分な法的理由がなかったとして捜索を無効とした。
当時の捜索と押収は陰謀だったとロゼアーナ上議はPSDBを非難し、現金の出所について論争が巻き起こった。五十レアルの札束を映し出した押収劇により、ロゼアーナは大統領候補を断念した。